2008年8月5日 星期二

「ママ、免許を、持ってる?」

 専業主婦が幸せかどうかは場合次第。シングルマザ-は派遣社員などとして14万ほどぐらいの月給で一人で子どもを養っているのではないか?「成員カテゴリ-化」が、シングルマザ-を正規雇用から遠ざけ、生活を厳しく陥らせるのが実態である。ここで、読売新聞に記事されたあるシングルマザ-のケースを例として説明してみよう。

2.他人に管理される「シングルマザ-」

高田さゆりさん(仮名):
① 女性
② 35歳
③ 5年前夫からのDVで、離婚した
④ 3人の子持ちのシングルマザ-
⑤ 結婚した後ずっと専業主婦になっていた。
⑥ 離婚してから派遣社員、アルバイドをやって、月収14万台 
⑦ 生活保護をさせられない

(記事:「母子世帯 子ども3人 月収14万台」、読売新聞、7月8日)

 さゆりさんは複数のカテゴリ-(アイデンティティ-)を持っている。女性、シングルマザ-、元専業主婦、アルバイド、生活保護を受給することが厳しい申請者。以上のように説明される状態①─⑦における相互関連をみると、さゆりさんを困らせる原因が明らかになってきた。

因果関係:①+④+⑤→⑥
 日本には、「シングルマザ-」としてのカテゴリ-は、60年代に話題になった「オールドミス」(ある程度の年齢になったら、結婚できなく、会社をやめて欲しくてもできない女性)と同じように、それを管理するのは、「シンゴルマザー」たち自身ではなく、「男性社会」あるいは「会社」である。「シンゴルマザー」と見られることは、、一人で子持ちだけでなく、「子持ちで、残業は無理でしょう」で、「妻の座を降り、経済的に厳しくて、正社員より3分の1少ない給料をさせられでも、交渉力がないので、仕方がない」という弱者である。さゆりさんは3人の子持ちで、今まで病院や事務の派遣社員という非正社員の仕事しかさせられない。さらに、アルバイトの契約期間が短く、月収は残業代を入れても、14万円台しかない。
 
 も1つやゆりさんを不利にならせるのは、高校卒業後まもなく結婚して夫から専業主婦をさせてきたことである。結局、離婚して自立する前に働いた経験がほとんどなかった。日本の社会では、結婚した女性の中に「専業主婦」と「キャリアウ-マン」という2種類のカテゴリ-がある。「キャリアウーマン」とは、会社で仕事できる働く女性で,自分たちのカテゴリ-と、それを他人にどう見られるかを自分たちで管理して、仕事できなければならなくて、またきちんとした服装をしている。もちろん、専業主婦も、育児や、家事、夫の世話などに努力する。多彩な愛妻弁当をつくったり、外見をよく工夫した上で子どもの運動会に出席したり、旦那さんと周りの奥さんたちに「専業中の専業主婦」というイメ-ジを評価されたがる。
 
 一方、「キャリアウ-マン」と違って、皆も自分の思い通りにはたらいているわけではない。テレビドラマによると、専業主婦が「キャリアウ-マン」になりたがってもさせられない葛藤を抱えている。そういうことを考えると、「専業主婦」とは、カテゴリ-化される社会成員自身が管理するカテゴリ-であるとはいえない。むしろ、女性は家庭を維持する性という、特に高度経済成長期を通じて固定化された役割分担の呪縛から逃れることができなかったし、周囲もそれを期待した。だからこそ、仕事と家庭の両立がしやすいパ-トしか選択肢があまりない。
 企業にとって、バ-トが、人件費の圧縮に好都合の安価な働き手として労働市場に定着し、それとともに「男は正社員、女は家庭ブラス非正社員」という性別役割分業は高度経済成長期に形成された。もちらん、バブルの後、多くの男性もフリ-タ-としてパ-トの行列に参入するようになってきた。しかし、女性のほうがもっと多い。2002年、女性雇用者約2100万人中、バート従事者は39.7%を占めた。バ-トの中で、ある「シングルマザ-」は6年間で同じの会社で働いても、正社員になれないわりに正社員のように残業させてきた。

沒有留言: